コピー機・複合機での印刷速度って何?


月間印刷枚数に応じた印刷速度のコピー機・複合機を選ぼう

最近のコピー機・複合機は昔ほど印刷に時間がかからなくなりました。
コピー機・複合機の印刷速度は速いものもあれば遅いものもあり、機種によって異なります。また、印刷速度が速ければ良いというわけではありません。

今回は、コピー機・複合機を導入する際に役立つ、月間印刷枚数に応じたオススメの印刷速度について紹介します。

【目次】
*1. 月間印刷枚数500枚以上の場合のおすすめ印刷速度
*2. コピー機・複合機の印刷速度はこの3つで決まる!
*3. コピー機・複合機の印刷速度は機種によって変わる
*まとめ:使用頻度に合った印刷速度のコピー機・複合機を選ぼう

業務用コピー機・複合機を導入する際の月間印刷枚数の目安となるのが500枚からとされています。500枚以上になると推奨される印刷速度があり、月間印刷枚数に応じたおススメの印刷速度は以下の通りです。

500枚~3,000枚なら20枚/分~25枚/分

月間印刷枚数500枚~3,000枚を想定している時、印刷速度は20枚/分~25枚/分あたりの速度がオススメです。30枚/分以上の印刷速度になってしまうとコピー機・複合機の値段が高くなってしまい、コストパフォーマンスが悪くなってしまう可能性があります。

月間印刷枚数500枚~3,000枚の方にオススメの機種を見る

3,000枚~6,000枚なら25枚/分~30枚/分

月間印刷枚数3,000枚~6,000枚を想定している時、印刷速度は25枚/分~30枚/分あたりが目安です。コストパフォーマンスと業務効率の両方を考えるならば25枚/分~30枚/分がオススメですが、どちらか一方を重視する場合は重視する方に印刷速度を合わせることになります。

月間印刷枚数3,000枚~6,000枚の方にオススメの機種を見る

6,000枚~8,000枚なら35枚/分~40枚/分

月間印刷枚数6,000枚~8,000枚を想定している時、印刷速度は35枚/分~40枚/分あたりが目安です。印刷速度の遅いコピー機・複合機を使用しても問題はありませんが、費用が安く済む一方で業務効率は悪くなってしまいます。

月間印刷枚数6,000枚~8,000枚の方にオススメの機種を見る

コピー機・複合機の印刷速度には、ウォームアップタイムとファーストコピータイム、ipmの3つの指標が関係しています。

電源ONから起動までの時間を表すウォームアップタイム

コピー機・複合機の電源を入れてから印刷できるようになるまでの立ち上げ時間がウォームアップタイムです。人間が運動する前に準備運動をするように、コピー機・複合機も動くための準備をしなければいけません。最近ではウォームアップタイムが平均20秒~30秒のコピー機・複合機が多いですが、寒い環境下になるといつも以上にウォームアップタイムを要することがあります。

コピー開始から1枚目の印刷完了までの時間を表すファーストコピータイム

ファーストコピータイムとはコピーを始めてから最初の1枚が印刷完了するまでの時間のことです。一般的には10秒前後かかるとされていますが、ファーストコピータイムの速いコピー機・複合機では3秒前後しかかからないものもあります。

1分間に印刷できる印刷面数を表すipm (image per minute)

ipmとは1分間に出力できる枚数(面)の指標です。かつてはPPMと呼ばれる指標が使われていましたが、意味は同じでもメーカーごとに計測の仕方が異なるものでした。ipmはPPMと違って国際標準機構(ISO)によって定められた計測方法で計測するので、コピー機・複合機の印刷速度の比較しやすくなりました。

コピー機・複合機の印刷の違いはメーカーごとではほとんど差がありませんが、機種ごとに印刷速度は異なります。

印刷速度が速い機種ほど高価格

メーカーごとでは印刷速度にほとんど差が出ませんが、コピー機・複合機の機種ごとでは印刷速度に差が出ます。印刷速度が速ければ速いほどコピー機・複合機の価格は高いです。買い手の中には印刷速度に拘らない低価格な印刷機を求める方もいますので、機種ごとに差が出ます。

モノクロコピーはカラーコピーよりも印刷速度が1秒~1.5秒ほど速い

コピー機・複合機の印刷速度は、印刷の仕方によって異なります。例となるのがモノクロコピーとカラーコピーの場合です。比較する機種にもよりますが、一般的にカラーコピーの方がモノクロコピーよりも印刷速度の時間が約1秒~1.5秒遅くなります。

印刷速度が速いことにこしたことはありませんが、使用頻度に合った印刷速度のコピー機・複合機を使用するのがオススメです。月の印刷枚数が少ないのに印刷速度の速いコピー機・複合機を使用しても、スペックを持て余すだけです。逆の場合であればスペック不足となります。

印刷速度が違うだけでコピー機・複合機の価格も大きく異なりますので、使用頻度に見合うコピー機・複合機の印刷速度であることが大切です。

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