2016年4月14日
複合機NAVI スタッフブログをご覧頂きありがとうございます。
営業担当の高橋です!
私事では御座いますが、4月から大阪オフィスで皆さまのサポートをさせて頂くことになりました!
まだまだ土地感もないですが、一人でも多くのお客様に喜んでもらえるよう、全力でサポートさせて頂きます!
近畿地方の方で、直接話が聞きたい!という要望があればすぐにお伺いしますので、宜しくお願いします!
標題にもありますが、本日は複合機の設置に必要なもの!について記事を書きたいと思います。
皆さまは複合機ってどのようなイメージがありますか?
ただ単に、複合機があればスキャンやFAX、プリントアウトができると思っている方もいるかとおもいます。
ですが、実は複合機を導入するという事は、複合機周辺の環境も整えなくてはならないということです。
本日は、新しく事務所を開設するという方むけに、1から導入までの流れを記載したいと思います!
【事務所の入居日が決まったら】
①電話・FAXの手配
事務所の契約が済み、入居日が決まりましたら、まずは電話の手配をしましょう!
実は電話やFAXは申し込めばすぐ使えるようになるわけではありません!
NTTへ申込→候補番号の取得→番号決定→回線工事の下見→本工事→開通
上記のような順序で、申し込んでから2~3週間、時期によっては開通までに1ヶ月程かかってしまいます!
電話開通は何よりもまず最初に行いましょう!
申込の仕方がわからない!という方は、是非一度ご連絡ください!
申込から開通まで、全て弊社でお手伝い致します!
②電話の申込と共にインターネットの申込
電話と同様に時間がかかってしまうのが、インターネットの開通です。
こちらも、場所によってひける回線や申し込めるプランが変わってきますので、お早めに申込をしてください。
インターネットの開通には、プロバイダ会社と契約をする必要があります。
例)OCN・So-net・yahoo!BB・plala…etc
こちらに関しましては、弊社もプロバイダ会社ですので、NTTと一緒にご依頼頂ければ1回のお電話で電話とインターネットの開通が可能となります!
③複合機に必要な周辺機器
電話もインターネットも開通できましたら、ようやく複合機の導入です!
複合機を使用する上で必要な物が下記になります。
・FAXの線
・LANケーブル
・ルーター
・パソコン
こちらの4点については、お客様の方でご準備が必要となります。
ですが、名前は聞いたことがあっても実際にはどういったものを買えばいいのかわからない!という方もいるかと思いますので、詳しく御説明していきたいと思います。
『FAXの線』
呼び名としては、電話線・キヒモ・モジュラー・FAX線など様々ですが、物は同一のものとなります。
※当ブログではわかりやすくFAXの線と以下記載。
しかし、家電量販店でFAXの線を買いに行くと「2芯」「4芯」と種類があり、どちらを買えばいいのかわからないかと思います。
こちらに関してはNTTの機器と複合機だけを繋ぐ場合に関してだけ、「2芯」と書かれたもので問題ありません。
2芯はNTTの決まりがありますが、4芯はボタン電話などの内線や複数の外線を使用する場合に使用します。
ですが、よく複合機の説明書を見ると「4芯推奨」という文字があるかと思います。
4芯の場合、内側の2本を電話線の信号、外側2本を制御に使用する場合が多く
複合機を電話の配線の中に入れる場合、2芯だとその先にあるボタン電話が動かなくなってしまうケースがあります。
そうなってしまうと、複合機メーカーへの問合せが殺到してしまうため、難しい説明を省いてすべての信号を認識できる4芯推奨と記載がされています。
結論:FAXの線は4芯を購入すれば安心です。
『LANケーブル』
LANケーブルも家電量販店にいくといくつも種類があります。
みなさんご存じかもしれませんが、LANケーブルには規格というのがあります。
ケーブルをよく見ると、どこかにCAT5eであったりcat6と書いてあったりします。
そのカテゴリーと呼ばれるものが、LANケーブルの規格となります。
上記の画像をみてわかるかと思いますが、規格により通信速度に差がでてきます。
上からCAT5、CAT5e、CAT6,そして一番早いCAT7と続きます。
CAT5に関しては一世代前の規格となり、通信速度が遅くなってしまうのでやめましょう。
そしてCAT7ですが、通信速度10Gbpsで速い!と思うかもしれませんが
今地球上の回線速度で最も早いのが1Gbpsなのであまり買う意味はないかと思います。
最近話題のSo-netが行っているサービスNURO光ですが
「1都3県に限り通信速度2Gbps!」といううたい文句があります。
ですが2Gbpsの速度を出そうとすると、LANケーブル・ルーター・PCのLANポート等の機器が全て2Gbpsに対応していなくてはいけません。
これらの機器の一つでも対応していなくては速度はでず、まだ今は全てのパーツが対応できていません。
つまり最速でも1Gbpsしか回線速度は出ないということです。
しかしながら、回線速度は様々な抵抗を受けた後にPCにたどり着くので、1Gbpsで契約をしていても半分くらいの速度しかでません。
なので2Gbpsで契約をすると、半分になったとしても通常の回線速度と比べると驚くべき速さでインターネットを使用することができます。
例)1Gbps→実際には300~400mbps 2Gbps→700~900mbps
話がそれてしまいましたが、これらのことを考えると、LANケーブルの規格はCAT5eもしくはCAT6の購入が望ましいと思います。
また、フラットLANと呼ばれる薄いLANケーブルがありますが、こちらは機器の間やカーペットの下などを通すことができるので、用途によって購入をしてください。
通信速度を気にされる方は、フラットLANの場合丸型よりも周りからの干渉を受けやすいため、丸型のLANケーブルをご購入下さい。
※回線速度チェックで数値を気にされる方の場合になります。体感ではわからないと思います。
『ルーター』
こちらですが、NTTが電話回線を引いたときにONUと呼ばれる機械を置いていきます。
このONUがルーターとして使用できる仕様のものもありますので、ルーター一体型のONUであれば購入の必要はありません。
別途ルーターが必要な場合、まずはPCを有線で使用するのか無線で使用するのか、スマートフォン等をWi-Fiで使用するかを決めて下さい。
最近ではスマートフォンの普及により、無線ルーターが多くなっている傾向があります。
また、オプションでは御座いますが、スマートフォンの画像などを複合機で印刷することもできます。
こちらに関しては、家電量販店にいき、1000BASE対応と記載のある機器を購入すれば安心です。
この1000BASE対応といわれるものが、先程記載した1Gbps対応の機器となります。
『パソコン』
Windows・Macどちらも複合機で対応できますが、あまり中のOSが古いと対応できませんのでお気を付けください。
※WindowsであればXPなど
気に入ったものを購入してください。
ビジネスフォンやサーバーなどがある場合、状況により他に必要な機器も出てきますので、わからないことがありましたら一度お電話をお願い致します。
お客様の使用状況やご要望に合ったものをご提案させて頂きます。