2018年4月13日
複合機NAVIブログをご覧頂きありがとうございます。
担当の高橋です。
日一日と暖かくなり、日中は気持ちのいい春日和になりました。
私も先日は上野公園にてお花見をしてきました。
まだ満開とは言えないまでもとても綺麗でした。
さて、前回はHDDとSSDについて記載させて頂きましたが、今回はGPUについて記載していきます。
GPUと聞くと聞きなれていないかたが多いかも知れませんが、グラフィックボードやビデオカードと聞けば知っている方もいるのではないでしょうか。
こちらはCPUと同じく演算処理装置として使用されていますが、用途がまったく変わってきます。
前に記載した通り、CPUというのはPC全体を制御する部品であり、有名なのでいえばcorei5やcorei7といったcoreシリーズがあります。
こちらは演算に必要なコアが5.6個備わっており、1つずつの計算を連続的に処理するのに適しています。
つまり、複雑な計算もしっかりと順をおって処理することができます。
対してGPUはCPUと違い、まず演算に必要なコアが数千個取り付けられています。
つまり、大量の処理を同時に一瞬で演算することが可能です。
しかし、複雑な計算には弱く、単純で繰り返しの計算に適しています。
・CPUは一つ一つの処理を一つずつ行う
・GPUは一瞬で同時に多くの処理を行う
ここでこの2つの違いを感覚的に理解できる有名な動画があるのでご覧ください。
このように、最初のスプレーガンでは処理を順を追って一つ一つ行うのに対し、後のGPUでのスプレーガンでは一瞬で同じ処理を並列して行っています。
・CPUは複雑な処理をするのに優れている。
・GPUは大量の単純な計算をするのに優れている。
なので、GPUはグラフィックに使われることが多いです。
3Dモデリングなどは全体的な動きを一瞬で計算し動かしますし、尚且つ風が吹いたらなびくといった常に答えが同じになるような単純な計算の繰り返しであるからです。
繰り返し単調な作業とは別で、もしこうしたらこう、もしこうなったらどうのような、プログラミングでいうとif文を使用した処理は苦手になります。
デザイン関係のお仕事をされている方は必須になるGPUですが、性能に関してはPCの箱の大きさやマザーボードによって積める物が変わってきますので、これから購入を検討されている方はPCに詳しい方に聞くか、すでに組み込まれているものを購入するのがいいのではないでしょうか。
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今後もたくさんの情報を発信していきますので宜しくお願い致します。