2017年12月28日
いつも複合機NAVIをご覧いただきありがとうございます。
担当の高橋(直)です。
パソコンの選び方とのことで、前回はOSとメモリについて記載させて頂きました。
今回はもっとも重要なCPUについて記載致します。
【CPU】
分かりやすくいうのであれば、CPUは人間の頭脳に当たる部分です。
この部分がパソコン性能の良し悪しを決めるポイントになっています。
CPUにはIntelのものとAMDのものがありますが、現在はIntelの方が市場のシェアは高く、よく聞きなれたシリーズ名が並んでいます。
【Intelシリーズ性能順】
Core i9-7980XE…最新第8世代
Core i9-7920X…最新第8世代
Core i9-7900X
Core i7-8700K…最新第8世代
Core i7-7800X
Core i7-7700K
Core i7-7700
Core i7-6770
Core i7-6700KHQ
Core i7-6700K
Core i7-6700
Core i5-7600K
Core i5-7500
Core i5-7400
Core i5-6500
Core i3-7100
Core i3-6100
Celeron G3930
Celeron G3900
Atom x7-8700
Atom x5-8550
Atom Z3735F
【AMDシリーズ性能順】
Phenom II
Athlon II
Phenom
Athlon X2
Athlon 64
Duron
Athlon
画像編集や動画編集をするならば、IntelのCore i7以上をオススメします。
また同じ型番でもノートパソコンとデスクトップパソコンでは性能が全くことなるため、デスクトップパソコンを選ぶことが重要です。
また古い世代のCorei7よりも最新のCorei3の方が性能が高いなんてこともあるので、できるだけ新しい世代をオススメします。
※自作の方やBTOパソコンでCPUの変更を行う際の注意点ですが、最新の第8世代CPUに関してはCPUソケットがLGA1151とありますが、第7世代以前のLGA1151ソケットには対応しておりませんので気を付けて下さい。
【クロック周波数】
CPUは、クロックという周期的な信号で動作しています。
同じCorei5でも後ろについているクロック周波数(GHz)の値によって性能が変わります。
2.4GHzや3.2GHzなどの記載があり、数値が高ければ高いほど処理能力が高くなります。
【Intelシリーズ型番後ろのアルファベット】
CPUの型番には、数字の後にアルファベットが付いている場合があります。
(例)
Core i7-7700K
Core i5-2500S
Core i5-2500T
Core i7-6950X
これはCPUの特徴を表わしているので、知っていると購入する際の目安にもなります。
・K
CPU性能の調整が可能です。
パソコンに詳しい方むけで、クロック数の最大倍率を自由に変更することができます。
・S
低電圧版とよばれる省電力なCPUです。
Sが付いていない物よりも性能は低いですが、発熱や消費電力を抑えることができます。
※電源は落ちますが、CPUは100度を超える部品です。
・T
Sシリーズよりもさらに省電力なシリーズです。
・X
最上級モデルを示し、超高性能ですがとても高価格です。
Kシリーズ同様クロック数の変更が可能です。
・G
CPUに内蔵グラフィック機能が付いています。
※PentiumやCeleron限定でIntelシリーズには記載がありません。
・P
本来内蔵グラフィック機能があるCPUの、グラフィック機能を取り除いたシリーズです。
・M
主にノートパソコン向けのCPUで、性能は低いですが発熱や消費電力が抑えられています。
・U
超々低電圧版といわれており、元々はウルトラブックなどに搭載されていることからUになったともいわれています。
最近では薄型ノートパソコンやタブレットが主流となっているため、モバイル用CPUとして使用されることが多いです。
・H
高性能なグラフィック機能が搭載されていることを示します。
上記以外にもまだ10種類以上のシリーズがありますが、現在ではこの辺りが主流となっています。
CPUはまだまだ様々な性能分けをすることができますが、自作パソコンでもしない限り基本的には知っていてもしょうがないので、本日記載した内容を参考にCPUを選んで頂ければと思います。
次回は『ハードディスク』について、特にHDDとSSDの違いについて記載します。。
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今後もたくさんの情報を発信していきますので宜しくお願い致します。